スポーツをしている子供で「すねが痛い」と言っていませんか?
成長痛の可能性もありますが、もしもすね辺りを痛がっていれば「シンスプリント」かもしれません
(大げさに痛がっているだけ)、(自分も学生時代は痛かった)、(根性だ!唾つけとけば治る!)などなど
決して言ってはなりません
確実にスポーツ選手としてのパフォーマンスは下がります
下手をすれば変形した骨が一生そのままで、その他の慢性的な痛みにも発展しかねません
本記事ではシンスプリントとはいったい何?どんな痛み?どんなスポーツに多いのか?治療法は?を全て解決!
シンスプリントとは!?
シンスプリントは過度なスポーツにより起こる、骨膜炎です
いわゆる骨を覆う膜の炎症です
原理は簡単。
足の筋肉の使い過ぎ、固いアスファルトでのランニング、ジャンプの反復により筋肉が固くなり、骨膜を引っ張り痛みに代わります
主な原因となる筋肉は2つ
前脛骨筋と後脛骨筋です↓
すね(弁慶の泣きどころ)の前と後ろに付く筋肉です
足首を起こしたり、寝かしたりするので、歩くときも使いますし、ジャンプやダッシュでもとても使います
どんな痛みがするの?
人それぞれ、表現が違うと思いますが私自身が陸上競技で400mHをしていた時は、常に脛骨自体と前脛骨筋と後脛骨筋の両方が1日中うずいていました
授業中も足を揉まないと気持ち悪い感じと痛みに襲われていました
筋肉の炎症ではなく骨膜が炎症を起きている状態ですから、本当に何とも言えない痛みでしたm(__)
整骨院に治療に来ていた子供たちの好発平均年齢は中学生~高校生が多いです
体が大きくなり、運動量も増えると気を付けた方がいいです
あとは、長年続けていたスポーツを辞めて違うスポーツを始めた時など
これまた、私自身の経験ですが小学校から中学までの6年間は剣道をしており、高校から陸上競技を始め、数か月でシンスプリント発症高校3年間は治療のかいむなしく痛みとの戦いでした
なので!子供の足が痛いとの訴えやスポーツをしている人たちはいつもと違うぞ?と違和感を感じたり、うずく感じがあれば必ず治療に行ってください!
その際は、国家資格者がいる整骨院がおすすめです!
シンスプリントが多いスポーツ
走る、跳ぶ、急な切り替えしが多いスポーツは可能性大です
陸上競技、サッカー、バスケ、バドミントン、テニス、野球などなど
決して自分は関係はないと思わないでください
大人の方でも発症の可能性は充分あります
自宅で簡単!シンスプリント治療法&予防法
結論を言うと、上記で挙げた前脛骨筋と後脛骨筋を緩めればOKです
理想は足全体を緩めることです
緩める方法は筋膜リリースです!ストレッチだと少し難しいので今回は今すぐに実践可能な筋膜リリースの方法をお伝えします
用意するのは自分の手かボールペンか硬式テニスボールかマッサージガン
自分の手の場合は親指をオススメします!(右足なら左手でした方がやりやすいかも)
親指の第1関節を曲げた時に骨が出っ張ると思いますので、そちらをすね全体を1か所30秒ずつ4点ほどで分けて、前脛骨筋と後脛骨筋を緩めます
ボールペンも同様です!使う場所はペン先が出ない方にしてくださいね☆
硬式テニスボールやマッサージガンも同様
基本的には痛いと感じるところを重点的に行い、痛みが徐々に取れだしてきたらラストスパートです!
シンスプリントの痛みが強い場合は1週間ほど休み、筋膜リリースを行いましょう!
コメント