オスグッド・シュラッター病
知らない人が見ると恐ろしい病名に聞こえると思いますが、、、
実は『成長痛』なのです
小学校4年生くらい〜長い人で高校生くらいまで膝の痛みが続きます(個人差アリ)
子供が膝を痛がりそのまま放置する人が多いですが、親・先生・監督・コーチは子供のSOSをしっかり見つけましょう
今回はオスグッドの症状についてとその治療法をお伝えします☆
治るのか?どんなことが辛いのか?自宅でできる治療法はあるのか?などなど
この記事さえ読めば、オスグットについてのノウハウがわかります
本文の前に自己紹介しますm(_ _)m
のぼりりゅうです!
鍼灸師6年目、年間で2,000人に鍼をした経験あり
現在は痛い所を直接触れずに治す、筋膜リリースをメイン
技術一覧
鍼、灸、美容鍼、筋膜リリース、カイロプラクティック、ヘッド治療、小顔矯正、猫背矯正、産後の骨盤矯正
オスグット・シュラッター病
特徴は膝蓋骨(膝のお皿)の下が写真のように飛び出る事
※初期段階では骨は出ておらず(お皿の下が痛い、走ると痛い、屈伸が痛い)などの症状が多いです
この飛び出ているのは脛骨という骨(弁慶の泣き所)
膝周囲の筋肉が骨を引っ張ることで、この様な現象がおきます
成長期の子供は骨が柔らかいので、簡単に変形します(猫背や側弯も小学生の内に治すのをオススメします)
足の筋肉は体の中で大きい筋肉が非常に多いので、日頃のケアでしっかり筋肉を緩めましょう(^^
好発年齢は10歳~15歳。
成長期で運動量が多く筋肉量が比較的多い子供が発症しやすいです☆
オスグットの痛みは高齢者が(膝が痛い)と言いますが、全くの別物
『患部を抑えると激痛、膝の痛み、屈伸時痛、歩くと痛い、走れない、立つのが辛い、疼く、眠れないくらいの痛みがでる』
個人差はあると思いますが、この様な症状があれば怪しいです!
オスグット・シュラッター病を引き起こす筋肉(イラストで紹介)
- 大腿四頭筋:4つの筋肉で構成されている筋体積の大きい太もも前の筋肉
オスグットの症状で脛骨が飛び出る(上記の写真)部分に筋肉が付着
2.前脛骨筋:すね前の筋肉
前脛骨筋の大部分が脛骨(すね)に付着
3.殿筋群(大殿筋、中殿筋、梨状筋):お尻の筋肉
かなり大きい筋肉。歩く、走る等で大活躍
4.大腿二頭筋(ハムストリングス):太もも裏の筋肉
大腿二頭筋は長頭・短頭で構成
5.腓腹筋:ふくらはぎの筋肉
腓腹筋・ヒラメ筋で構成。踵に付着している部分をアキレス腱という
オスグットを引き起こす筋肉を紹介しました☆
上記の筋肉をケアすることで、オスグットを予防&対処することができます
自宅でできるオスグット予防法&対処法
オスグットは足の筋肉を常に緩めておけば、発症の可能性は格段に下がります
とてもめんどくさいですがオスグットに限らずケガの予防になるので頑張りましょう
『筋膜リリース』
必ず上記の筋肉をリリースしてください(筋肉1か所1分は行います)
マッサージガンがあると非常に楽
マッサージガンがない人はストレッチポール、硬式テニスボール、ペン、自分の指でもOK
痛い所ほど原因なので重点的にしましょう
『ストレッチ』
ストレッチの基本は同じ筋肉を30秒間伸ばすと無理やり筋肉を伸ばさないと呼吸を止めない
非常に重要なので意識してください
先ほど説明した重要な筋肉のストレッチ方法をイラストで解説します
『大腿四頭筋』『前脛骨筋』
『大殿筋』
『大腿二頭筋』『腓腹筋』
重要なのでもう一度お伝えしますが、ストレッチの基本は同じ筋肉を30秒間伸ばすと無理やり筋肉を伸ばさないと呼吸を止めない
ぜひ、子供だけでなく健康のために大人の皆様もやってみてくださいね☆
今から健康になろう!!!
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